古野神社

ふるのじんじゃ
古野神社祭神 品陀別尊健御名方命天照大御神古くは古野八幡宮とも称し布野の産土神。
代々松代藩真田家に崇敬され社領1石、普請用度高9升7合に六文銭の幕、旗、盃を献納されたという。
また御祭禮には役人つきの相撲興行も認められていた。
文政元年(1818)拝殿、天保2年(1831)本殿を建立、文政11年(1828)5月布野は平安時代初めの『和名抄」にある古野郷にちなみ現社号に改名。
明治41年諏訪社、伊勢社を合祀す。
社内に嘉永2年(1849)4月白斉らによる春夏、秋冬の奉納俳譜額がある。
また境内には「目洗い水」の溜まったというケヤキの巨木があり、「船つなぎ石」もある。
なお御祭確には笠鉾や御祭禮旗と先幟の「布若」など責重な宝物が展示される。