なかまたじんじゃ
祭神建御名方命天照大御神古くは諏訪社という。
慶長7年(1602)検地では社領1石を給されている。天明年間(1781~1788)領主真田家の江戸屋敷修築に社木を捉供、かわりに苗木を献上される。
享和元年(1801)社殿再建のおり真田家から木材と大工棟梁をおくられ、掛軸と六文銭の幕を奉納されたという。明治9年11月現社号に改め同41年伊勢社を合祀する。
大正9年9月27日全焼、同10年総力をあげ再建、棟に梶の葉や六文銭の紋を配した。
境内には文化13年(1816)の灯籠や平成6年建替え前の嘉永2年(1849)の烏居の一部がある。
社殿には加藤高明の額や俳額がみられ、赤星典太県知事の社名額もある。
昭和59年からはじめた子ども神楽や獅子舞が特に盛んである。