わかみどり いまいしゅぞうてん
小島の県道沿いの店、杉の玉の酒林が飾られている。創業は元禄4年(1691)若松屋と号し、高井や上州からの善光寺参りの客で賑わったという。
以来300年間「味本位」を頑なに守り続ける老舗の酒屋である。酒米は水内の奥から、水は黒姫や戸隠から運んでいたという。
今は県下広く酒米はミヤマニシキ、ヒトココチなどを求め、水は水道水を濾過している。販路は善光寺周辺を中心に長野市東部が主で、全国を目指している。
最高商品は10年問成熟の大古酒、次いで大吟醸。一般には上撰若緑・若緑・純米酒手造りの酒に人気が高い。
従業員13人、年生産量約1,000石。
全国新酒鑑評会に金賞を得ている。