かやぶきやねのふるいいえ
昔は麦わら屋根が多く瓦、トタン、茅、板などは珍しく今は瓦・トタンが主である。
小坂家の母屋は間ロ15間、奥行6~7間重量感溢れるすばらしい茅ぶき屋根である。
寿命は50~60年という。最近は酸性雨のため30年程度ともいう。
昭和62年度南側、平成20年度北側の夫々の屋根の葺き替えをした。
茅も職人も不足がちで容易でなかったという。
小坂家は代々国会議員が輩出され初代総理大臣伊藤博文も訪れたという。
また昭和34年木下恵介監督映画「風花」の撮影にも使われている。
茅ふき屋根の大きな小坂家の家は歴史的文化的にも責重である。