こじまのこうしんとうとろくじゅうろくぶ
ここの庚申塔は入母屋型。
六十回ごとにまわってる干支の庚と申の日や年の供養塔。
日月や猿鶏を配し塔のなかに青面金剛像か光背型一尊像を祭っている。庚申の夜は体内にいる三戸の虫がでて天帝に罪を告げ死を早めさせるという話がある。
小島地区では「おかのえ」といって講をつくり当番宿で庚申さんを祭り講仲間の懇親を深めていた。
自然石の六十六部回国塔は享保9年(1724)2月12日小島村の宮沢武石衛門、大乗妙典(法華経)を六十六部書写し、これを国ごと一ヶ所の社寺に納め終わった供養塔である。
また公会堂内には同11年3月12日の六十六部供養仏「阿弥陀如来坐像」を祭つている。