日本の認知症高齢者数は300万人を突破し、2025年には470万人に達するという調査結果が発表されました。 他国に比べるとはるかに多く、最近の日本国内でも大きな問題となってきていますね。
ちなみに、他国の認知症高齢者数は、
イギリス 70万人
フランス 55万人
オーストラリア 27万人
デンマーク 8万5千人
オランダ 15万人
昨年、厚労省は、対策として「認知症になっても、その人らしく地域で暮らしていける環境作り」を目指した方針を打ち出しました。
これまでは、病院や施設で見るのがあたりまえのように なっていましたが、180度の方向転換をしたわけです。
地域で見られる環境さえあれば、認知症で入院している人の半数の人が短期間で退院できる という結果がでているそうです。経済的にも入院にかかるコストが明らかに低くなります。
65歳以上の高齢者の10人に1人、また85歳以上の高齢者の4人に1人が認知症であると言われており、誰でもなりうる病気であり、 一人ひとりが関心をもつべき問題かもしれません。
地域でできる取り組みとして、まず認知症サポーター講座を充実させ、一人でも多くの 方が講座に参加し、認知症を正しく理解し支援する人(サポーター)になってもらうことではないでしょうか。そして、サポーターが地域にたくさん存在し、認知症の方とその家族の方が安心してくらせるまちになっていくことが、今地域に求められている認知症ケアの第一歩なのではないでしょうか。
日時 平成26年7月24日(木)午後2時から
場所 柳原公民館 学習室A
講師 松代オレンジキャラバンの皆さん
申込 〆切 7月18日(金)
連絡先:事務局 ℡217-2365