ふくし相談会がスタートしてこの7月で1年が経つ。
地域に浸透していくには、まだまだ長い時間が必要と感じている。
尤も福祉に関する相談窓口は、ここに限らず地域の中にたくさんあることも確か。
より身近になった地域包括支援センターや民生委員さん、またケアマネージャーさん
などがいる。そんな中で、自治協がふくし相談会をやる意味があるのかという疑問の
声が、実はこの相談会を引っ張っていってくれている当事者から聞こえてくるのだ。
待っているだけの相談会ではなく、こっちから出向いていったらどうか、とにかくPR!
知ってもらうことと、みんなで話し合った結果、まずは地域のお茶のみサロンに
出向いていって、一緒にお茶をのみながら世間話をしながら、その中でその人が困っていることに気づきをもらい、解決につなげられればという思いである。
この7月25日(金)は、村山区のお茶のみサロンに地域包括支援センター、介護保険事業所それぞれの相談員と地域福祉ワーカーの3人でおじゃますることにした。
ふくし相談会のことをどうしたらわかってもらえるか、いろいろパフォーマンスを考えPRに全力を注ぎたいと思っている。
ひとりでもいい、その人が抱えている介護や認知症などの悩みや不安が少しでも解消されることを願って相談員みんなががんばってくれている。それぞれ豊富な経験と専門的な知識でやさしく対応してくれる、とてもありがたい存在である。