朝、ラジオを聴いていたら、「昼神温泉おかみ会」の女将さんが出て話していた。
昔、女将たちが仲良くなかった。仲良くなることで地域が発展すると思った。
そこでまず、お茶飲みにいらっしゃい、と声をかけた。
かけられた方は、最初は「えーっ」という感じだったが、その内、食事をするようになってお腹も満たされ、話もはずみがつき、だんだん仲良くなった。
今では、勉強会をやったり、自分でお金を払って勉強してきたことを、ここで皆に教えてくれたりと、とてもいい感じになった。
女の人は、ここで勉強したこと、話したことを、現場にいって、ピーチクパーチク話してくれて、いいと思ってことはすぐ実践するからいいんだよ。その点、男の人はだめ。
と言い切っていた。
何かやろうって言うとき、すぐに意見がまとまる。それはみんなが仲良しだから。
田中知事が昼神に来たとき、長野県を訪れる観光客は全国1位なのに、リピーターが少ないのはなぜなのか? ぜひ、昼神から増やしていってもらいたいので、その勉強会を一緒にやりましょう、と言われたことが、勉強会を始めたきっかけだと話す。
観光客に「もう1回行きたい」と思ってもらうには、まず私たちが仲良くなり情報を共有し合いたい、と語っていた。