長野市と松本市に、心や体、性に関する相談に応じる、町の「保健室」があります。
どちらも養護教諭をつとめた女性がボランティアで開き、開設から3年間で、のべ
1000件以上の相談があったそうです。
親からは不登校や発達障害が中心で、子どもや若者からは、性の問題がほとんど
ということです。
「保健室」を開いてから、ここにやってくる人たちの相談を受けながら、大きな収穫が
あると言います。
時には、「お茶のみサロン」を開催したり、地元の人たちが気軽に集う交流の場にも
なっているようです。
暗闇で手探りするような気持で、保健室にやってきて、何とかトンネルの出口が見えると
いいなと思い、全神経を集中して話を聞いて、そしてぽっと出口が見える瞬間……..こん
な場所が必要なんですよね…..