令和7年10月8日(水) 18:00~ 柳原交流センター北側駐車場にて、隔年で実施している「ナイトスクール(夜の交通安全教室)」を開催しました。
(公益財団法人交通事故総合分析センターによると)夜間に発生する交通死亡事故のうち約70%が道路横断中に発生しており見えづらさが重大事故の一因と考えられています。
そこで、歩行者の服装などの色や反射材の有無によってドライバーからどのように見えるのか、ヘッドライトのロービーム、ハイビームで視認距離がどれくらい違ってくるのかを体験させてもらいました。
また、歩行者側の立場から、自分に向かってくる車が、どのくらい(何秒)でここまで来てしまうのかを体感する実験も行いました。今回使用した装置は、80m離れた地点から、10mおきに設置したランプが次々に点滅し、自分に向かってくるというものです。 向かってくる速度は30km/h、60km/h、80km/h、100km/h と変えながら実験を行いました。計算上 80mの距離を走行するのに 60km/hだと4.8秒、100km/h だと2.88秒で到達します。
ただ 体感上、暗さで周りの景色が見えないと、80m先のランプが想像以上に遠くに見えたり、光源が10mおきの点滅ではなく、点灯したまま近づいてきたら、スピードを感じ取ることができず、衝突するまでの時間を大幅に見誤るのではないかと感じました。
本日 体験したこと、感じたことを今後の交通安全に活かしていければ と思います。


