平成27年8月2日(日)小島区防災訓練が行われました。
今年の訓練の重点の一つには、「むこう三軒両隣への声かけ」があります。
訓練は、8時に同報無線により災害発生の情報が流され、声をかけながら一時(いっとき)避難所への避難から始まりました。
一時避難所へ集まった人たちは、区長の指示に基づいて一次(いちじ)避難所の社会体育館に集合しました。
今年から新調した手持ち「常会旗」が先頭に立ち、引率・誘導に効果があがりました。一次避難所への避難者の総数は、152人と報告がありました 。
未避難者(要援護者を含む行方不明者)の総数は2,342人となり、救助要請の訓練も行いました。
訓練に先立ち、奥山区長から、今回の訓練を通じて、突発的な災害時の被害を最小限に抑えるため、自助・共助の精神での避難・防災、そして、公助のスムーズな受け入れを訓練する旨の説明がありました。
家庭用の消化器の説明がありました。
- 消火器が古くなってはいませんか?
- 消火器は部屋の入り口や出口に置いてください。
- 使った消火器の中身は、必ず補充してください。
いざという時に使えるように、普段気が付かないところへの注意が必要です。
消火器を使う時の注意事項は
- コックを抜いて
- 筒先を持って
- レバーを握って
- 狙うところは火の上ではなく、下を掃くようにして徐々に火元に近づき狙うこと
人工呼吸の実習では、消防署のみなさんの具体的で丁寧な指導をいただきました。
応急処置には、三角巾が役立ちます。
骨折をした時には添え木の代わりに雑誌を使えば、三角巾で相当の応急処置ができます。
講評を柳原分署長倉沢隊長からいただき、訓練は予定どおり11時30分に終了しました。
暑い中にも拘わらず訓練にご参加いただいた区民のみなさんに感謝を申し上げます。