長野市男女行動参画月間の最後の企画「男女共同参画サミット」に行ってきました。柳原、更北、川中島、篠ノ井の4地区の発表がありました。柳原からは、人権教育促進協議会から会長、幹事(男女共同参画市民サポーター)2名、事務局長が参加しました。
男女共同参画っていうと、女性の地位向上を!みたいな感じがあって、どうもしっくりこなかったのですが、今回のコーディネーターである信州大学学長補佐の松岡英子さんのお話の中からダイバーシティー(多様性)ってことがすごく心に落ちてきました。
柳原では、人権教育促進協議会の取組みとして、2012国際理解:多文化共生を構築し誰もが暮しやすい地域づくり、2013障がいを理解する:障害のある人も、ない人も共に暮らしやすいまちづくりのために、2014男女共同参画:暮らしの中の男女共同参画・自分たちが始められる男女共同参画社会 この3年間大きなテーマを掲げ人権教育を促進してきました。講演を聴く形から脱し、当事者と接して話す、実際に参加者同士が場を共有する取り組みを進めています。昨年の地区別研修会をワークショップ形式で実施し、活発に意見が交わされことは大きな収穫でした。
自分たちの地域を「さまざまな人がそれぞれに輝いて生きている」そんなところにすることが大事だと改めて思いました。この考えは、今回の< わくわくやなぎくん >をテーマにした「まちづくり計画」のコンセプト(基本的な考え)とほぼ一緒です。私が、私は○○ですという、地域人として<一人の人間として>の意思というか志というかがほしいです。男だから女だからということではなく・・・・・
また、第3次男女共同参画基本法では、指導的地位にある女性の割合を2020年に30%にという目標が設定された。この30%という数字の意味を松岡さんが説明してくださった。その集団で少数派(マイノリティー)が、少なくとも30%になると意見も届くようになり活発になる、ということでした。
ちなみに、今年度の柳原地区住民自治協議会の意思決定にかかわる評議委員は、52名で女性は7名。13.5%です。