小島区の「水内㘴一元神社秋季例大祭」が、9月23日~24日の2日間にわたって盛大に行われました。
23日の宵祭りには、御神楽一行が小島区内を巡行し、常会毎に設営された会場で神楽保存会による獅子舞いが行われました。
獅子舞いの最後に会場の子どもたちの頭を獅子が噛む場面になると、母親等に抱かれた子どもの中には「こわい」と泣きだす光景が見られました。これは、「獅子に噛んでもらうと良い子になれる」という祭りの風習で、獅子舞恒例の光景です。
宵祭りのクライマックスとなる「水内㘴一元神社 獅子舞い奉納」で、御神楽が神社鳥居をくぐると、境内では育成会(子供会)が手持ち花火で御神楽を迎えて祭りも最高潮となりました。
更に、小島お祭り愛好会(コアラの会)が出店する夜店の活気も加わり、秋祭りの雰囲気を盛り上げる中、神社拝殿において獅子舞いと三番叟(さんばそう)が奉納されました。
また翌24日は、小島育成会による3基の「子どもみこし」が区内を練り歩き、奉納を希望した約30軒を訪れて、「わっしょい、わっしょい」と御神輿を上げ、家内安全や健康成就の祈願をして回りました。
神社本殿でおこなわれた「感謝祭」では、長沼宮司さんにより厳かに神事が行われ、今年の五穀豊穣と小島区民の安全が祈願されました。