災害発生時には、自助・共助で区民全員が安全避難できることを目標に行われた「小島区自主防災訓練」に、区民156人が参加しました。
7月9日に行われた自主防災訓練は、「震度5強の地震が発生、各地に家屋の倒壊や道路・電気・水道などのライフラインに被害が生じている」との想定で広報され、隣近所を誘い合って避難所への避難する「避難誘導訓練」、避難者と未避難者を把握する「救出訓練」のほか、「119番通報訓練」「消火訓練」が行われました。
重点とした救出訓練では、区防災組織の各組長から各常会長への報告を、「避難者(156人)と未避難者(2,262人)」に集計して本部長に報告しました。
今年度の訓練は、このほかに阪神淡路大震災で住民が倒壊した家屋や家具の下敷きになったが、住民自らの救出・救助で多数の命が救われた教訓から、ジャッキや廃材で倒壊物を取り除く「まちなか救助訓練」を柳原消防分署員から講習を受けました。
訓練に参加した人からは、「災害は忘れた頃にやってくるというが、今日の訓練が頭にあるうちに防災品などの備えをしておきたい」と話していました.。