黒部立山・室堂アルペンルート通り抜け・自由散策

7月27日、総勢48名が、夏の立山黒部アルペンルートを日帰りで通り抜ける旅に出発しました。今回の旅は、公民館部会スポーツ部が、柳原の皆さんに自然・花・植物などとの出会い、ふれあいをとおして健康増進のきっかけ作りと山行を楽しんでいただく目的で企画したものです。
早朝、貸切バスで柳原を出発。車内ではおしゃべりに花が咲き、明るい雰囲気。扇沢駅から関電トンネル電気バスに乗車。トンネル内はひんやりとしており夏でも上着が欲しくなるほどです。黒部ダムは晴天。ダムの雄大な姿にただただ見入るばかりです。毎秒10t以上の水が放出される観光放水では虹のかかる幻想的な光景に感動しました。

その後、立山ロープウェイで断崖にそびえる大観峰(標高2,316m)へ。残雪がみられる展望台からは黒部湖と後立山連峰の大パノラマがひろがり、空に浮かんでいるような感覚になります。
室堂は少し雲がかかっていましたが、雄大な立山連峰に圧倒されます。標高2,450mの冷涼な空気に包まれて高山植物や澄んだ空気に癒されながら、皆さん思い思いにみくりが池周辺を自由散策。中には、日本一高所の天然温泉「みくりが池温泉」で入浴を楽しまれた方もおられました。硫黄の香り漂う白濁の湯に身を委ねてさぞかし至福のひと時だったことでしょう。

帰路は、立山高原バスとケーブルカーを乗り継ぎ立山駅まで。そこからバスで北陸道を経由して、19:00過ぎに予定通りに柳原へ帰着しました。

山行で、電気バス、ケーブルカー、ロープウェイ、観光バスと乗り継ぎも多く、なかなかハードな日程ではありましたが、参加の皆様にはお怪我や気分を悪くされた方もおらず、帰路のバスの中では、楽しかったとのお声もいただきました。