
二つとも旧郵便局東側の国道沿いにある。大正8年4月道路法が制定され道路整備が進む。8月には内務省令によって各市町村の道路元標の設置位置・表示・材料・規格など定められた。
柳原村の元標もそれに従って、材料は石材の25cm四方の角柱、地上より見える高さ65cmにして上部は面をとり「上水内郡柳原村」と刻む。設置位置は初め「柳原村大字柳原字堀1886-3」とされ道路に面した道端に立てた。
「しろばし」は城橋だという。中俣城を往来するために北八幡川関係の川にかけた橋の標示石(ひょうじいし)だろう。元標も「しろばし」も道路工事のたび移動している。
