中俣区ICT化進む
中俣区では昨年より長野県内で最初となる「結ネット」(地域ICTプラットフォームサービス)を導入しました。
このアプリは、スマートフォンを通して、会議・行事開催、周知事項等を常会長等の役職や各常会等の所属指定で発信することができます。
そして、発信したお知らせについて誰が既読か未読かが分かります。また、会議・行事の出欠確認を行うこともできます。
更に、予約システムのAirリザーブと連携し、区内3ヶ所の公民館の空き状況照会と予約も可能です。そしてこのアプリを導入した一番の目的は、災害時の避難指示と安否確認です。
日頃からアプリを使用していることにより、非常時にも使用方法に戸惑うことなく利用ができます。昨年の柳原地区総合防災訓練では、災害訓練モードに切り替えて使用しました。
利用者には緊急地震速報と同様のアラームが鳴動し、避難を呼びかけると同時に安否情報の入力を促しました。これにより他地区では、安否確認に多くの稼働と時間を要しましたが、中俣区では20分以内にアプリ利用者の90%の安否確認を完了しました。
令和5年度は支所発地域力向上支援金を活用して、回線を引くことなく移動して利用できるwifiルータ、プロジェクターとスクリーンを導入しました、各種会議や研修会に有効活用を進めます。